2026年7月27日から31日にかけての取引で、ホーチミン証券取引所(HOSE)のVN-Indexは前週末比+2.95%の1,735.78ポイントで週を終え、4週連続の下落に歯止めをかけました。
週間で約50ポイント上昇
現地の証券専門メディアの週間集計によると、VN-Indexは週間で49.67ポイント(+2.95%)上昇しました。週の初めには一時1,660ポイント近辺まで下押しする場面がありましたが、その後は下値での買いが入り、1,700ポイント、続いて1,750ポイントを回復しました。週末の取引では小幅な利益確定売りに押されたものの、週間ベースでは上昇を確保しています。一方、ハノイ証券取引所のHNX-Indexは週間で1.74ポイント安(-0.64%)の271.25ポイントと、指数間で方向感が分かれる展開となりました。
外国人は売り越し継続、国内資金が吸収
外国人投資家は今週も売り越しを続け、2市場合計で約2.5兆ドン(HOSEで約2.4兆ドン、HNXで約102億ドン)を売り越しました。それでも国内投資家の買いが供給を吸収し、指数は週間で上昇に転じました。個別では、銀行株のVCBが週間で+4.96%、CTGが+1.15%と買われて指数を下支えした一方、不動産・コングロマリットのVICは-2.68%と下落し、指数の重しとなりました。
第2四半期決算シーズンが背景に
今回の戻りの局面では、進行中の2026年第2四半期の決算発表シーズンが市場の注目を集めました。現地メディアは、銀行・不動産・証券・石油ガスといった大型株が市場全体の利益成長を牽引しているとの見方を伝えています。なお、「下値での買い(cầu bắt đáy)」は、株価が下落した局面で値ごろ感を意識した買いが入ることを指す、ベトナム市場でよく使われる表現です。本記事は2026年7月末に現地メディアが報じた週間市況に基づいており、市場動向は日々変化するため、最新の情報は各出典元の公式発表をご確認ください。