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【マクロ】ベトナム6月CPIは前年比+4.69%、上半期平均は+4.38% 目標上限に接近

2026年6月のベトナムCPIは前月比0.39%下落したものの、前年同月比では4.69%上昇。上半期平均は4.38%となり、通年目標の上限4.5%に接近しました。

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ベトナム国家統計局が公表した2026年6月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.39%の下落となりました。前年同月比では4.69%の上昇で、上半期(1〜6月)の平均は前年同期比+4.38%となっています。

6月単月は前月比で低下

6月のCPIは前月比0.39%下落しました。ガソリン・軽油など燃料価格の下落が全体を押し下げた主因です。ただし前年同月比では4.69%の上昇で、年ベースでは物価の高止まりが続いています。2025年末との比較では+3.21%でした。

変動の大きいエネルギーと食料を除いたコアインフレ率(基礎的インフレ)は、6月が前月比+0.14%、前年同月比+4.50%でした。「コアインフレ」は、価格変動の激しい食料・エネルギー・行政管理価格などを除いて基調的な物価の動きを見る指標です。

上半期平均は+4.38%、押し上げ要因

上半期の平均CPIは前年同期比+4.38%、コアインフレは同+4.12%でした。品目別に上半期の平均上昇率を見ると、押し上げに寄与したのは次の項目です。

  • 飲食・外食サービス:+4.79%(全体を1.72ポイント押し上げ)。豚肉価格の高止まりや外食費(+6.85%)が寄与
  • 住宅・建設資材:+6.72%(同1.53ポイント押し上げ)。住宅メンテナンス資材が+14.12%、電力料金が+5.54%
  • 交通:+5.23%。世界的な燃料価格の変動が影響

食料・住宅・交通という生活に密着した品目が、上半期の物価上昇を主に支えた構図です。

通年目標の上限との関係

ベトナム政府は2026年の通年のCPI上昇率を平均で約4.5%以内に抑える目標を掲げています。上半期の平均が+4.38%となったことで、この上限(4.5%)までの差は約0.12ポイントに縮まりました。単月では6月に前月比で下落したものの、年ベースの平均は目標上限に近い水準で推移しています。

同時期に公表された上半期のGDPやマクロ指標と合わせ、物価の推移は市場が注視する材料の一つとなっています。数値はいずれも国家統計局の公表値に基づくもので、確定値は今後の公式発表で更新される可能性があります。

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出典

  1. Vietnam's June inflation eases as consumer prices decline from previous month (VnEconomy・2026.07.11 取得)
  2. CPI hạ nhiệt trong tháng 6 nhờ giá xăng dầu giảm mạnh (VnEconomy・2026.07.11 取得)

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