本日の市況サマリー
-
VN-Index
1,731.96
+4.50 (+0.26%)
外国人投資家(HOSE)
純買越額 -767.0 十億ドン (売越)
2026年8月18日、ホーチミン証券取引所(HOSE)のVN-Indexは前日比4.5ポイント(0.26%)高の1,731.96ポイントで取引を終え、3営業日続いた下落から反発しました。石油・ガス株が指数を下支えした一方、午後は銀行株を中心に売りが強まり、外国人投資家はHOSEで売り越しを続けました。
石油・ガス株が指数を下支え、VICも寄与
この日のVN-Indexは、石油・ガスセクターの上昇が指数を支える展開となりました。ペトロリメックス(PLX)はストップ高(値幅上限)まで買われ、精製のBSRが約4.6%高、PVサービス(PVS)が約3%高、PVオイル(OIL)が約3%高、ペトロベトナム・ガス(GAS)も上昇しました。ペトロベトナム(PVN)の資本再編・引き揚げ計画が材料視されたと報じられています。時価総額最大級のヴィングループ(VIC)も上昇し、指数への寄与度は約プラス3.4ポイントに達しました。
もっとも上値は重く、時価総額・流動性の上位30銘柄で構成されるVN30は寄り付きの前日比プラス0.12%から引けはマイナス0.08%へ小幅に反落し、構成30銘柄は15銘柄が上昇・12銘柄が下落と方向感が分かれました。指数はプラスでも値下がり銘柄が値上がり銘柄を上回る「xanh vỏ đỏ lòng(外高内安)」の地合いで、投資家心理は慎重でした。「xanh vỏ đỏ lòng」は、指数は上昇しても値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を上回る相場を指すベトナム株の表現です。
午後は銀行・金融株に売り
午後にかけては銀行・金融株や保険株に売りが強まりました。テクコムバンク(TCB)が2.99%安、LPBank(LPB)が1.77%安、サイゴン・ハノイ証券(SHS)が3.29%安と下落し、保険のバオベト(BVH)も1.46%安となりました。HOSEの流動性は、マッチング(板寄せ)ベースの約定代金が11兆ドン超にとどまり、直近20営業日平均を下回る低水準でした。
外国人はHOSEで767十億ドン売り越し
外国人投資家はHOSEで約767十億ドンを売り越し、続落局面からの反発日も売りが続きました。売り越しの上位はヴィングループ(VIC、約151十億ドン)、VPBank(VPB、約117十億ドン)、SSI証券(SSI、約65十億ドン)でした。一方、買い越しの上位にはETFのFUESSVFL(約61十億ドン)、ビナミルク(VNM、約30十億ドン)、ヴィエテル建設(CTR、約16十億ドン)が入りました。ハノイ証券取引所(HNX)では外国人が約7十億ドン、UPCoMでは約25十億ドンをそれぞれ買い越し、全市場ベースでは約735十億ドンの売り越しでした。
市場の文脈
- 3営業日続落からの反発、外国人の売り越しは連日継続: VN-Indexは前週末から3営業日続いた下げを経て、18日にプラスへ転じました。もっとも外国人投資家はHOSEで前日(8月17日)の約602十億ドンに続き、18日も約767十億ドンを売り越しており、指数の反発局面でも売り越しが連日続いています。
- 石油・ガス株が主導、銀行・保険株は軟調: この日はPLX・BSR・PVS・OILなど石油・ガス株が指数を下支えした一方、TCB・LPBなどの銀行株やSHS、保険のBVHが下落し、セクター間で明暗が分かれました。
- 1,800ポイント近辺が上値抵抗として意識される: VN-Indexは7月中旬に1,800ポイントを割り込んで以降、市場では1,800ポイント近辺が上値の節目として意識されています。8月18日の終値は約1,732ポイントで、この水準を下回って推移しています(事実の記載であり、今後の値動きを示すものではありません)。