本日の市況サマリー
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VN-Index
1,735.09
-3.88 (-0.22%)
- 取引代金
- 14,800.0 十億ドン
為替(参考レート)
| 通貨ペア | レート | 前日比 | 出典 |
|---|---|---|---|
| USD/VND | 26,070 | — | Vietcombank(売値) |
| JPY/VND | 168.47 | — | Vietcombank(売値) |
外国人投資家(HOSE)
純買越額 -9,273.0 十億ドン (売越)
2026年10月9日、ホーチミン証券取引所(HOSE)のVN-Indexは前日比3.88ポイント(0.22%)安の1,735.09ポイントで取引を終え、3営業日続落となりました。FPTなどIT株と不動産・銀行株が指数を押し下げる一方、外国人投資家はHOSEで約9,273十億ドンの大幅な売り越しとなりましたが、その大半は食品大手Masan Consumer(MCH)の大口相対取引によるものでした。
3営業日続落、FPT・不動産株が指数の重しに
9日のVN-Indexは、午前に一時1,728ポイント近辺まで下げ、午前の取引を1,732.55ポイント(0.37%安)で折り返しました。午後は水準を切り上げて節目の1,735ポイント前後でもみ合い、前日終値(1,738.97ポイント)を小幅に下回る1,735.09ポイントで引けました。10月7日・8日に続く3営業日続落です。
指数の下落は、IT・情報通信セクターが主因でした。FPTは午前時点で2.18%安となり、同セクターが指数の最大の抵抗要因となりました。加えて不動産大手Vinhomes(VHM)やVietinBank(BID)なども指数を押し下げました。半面、石油・ガス大手PetroVietnam Gas(GAS)やPetrolimex(PLX)、LPBank(LPB)、航空のVietjet(VJC)・Vietnam Airlines(HVN)などが指数を下支えし、業種によって方向感が分かれました。市場全体では売りがやや優勢で、HOSEでは値下がりが値上がりを上回りました。
外国人の「過去最大級の売り越し」はMCHの大口相対取引が主因
外国人投資家はこの日、HOSEで約9,273十億ドン(3市場合計で約9,270十億ドン)を売り越しました。もっとも、この金額の大半は食品大手Masan Consumer(MCH)1銘柄に対する約9,600十億ドン規模の売りで占められ、その多くは相対取引(ブロック取引)を通じたものでした。相対取引(thỏa thuận)は、売り手と買い手が取引所の立会外で価格・数量を合意して約定させる取引手法です。
このMCHの大口取引を除くと、HOSEの通常売買では外国人はおおむね買い越しに転じていました。買い越しの上位はVinhomes(VHM、約162十億ドン)、SHB(約123十億ドン)、Novaland(NVL、約78十億ドン)、Techcombank(TCB、約65十億ドン)、VietinBank(CTG、約48十億ドン)でした。MCHを除く売り越しの上位はHDBank(HDB、約227十億ドン)、FPT(約122十億ドン)、Asia Commercial Bank(ACB、約70十億ドン)、Vietcap(VCI、約61十億ドン)でした。商いは膨らみ、HOSEの約定ベースの売買代金は約14兆8,000億ドンと前日から増加しました。
市場の文脈
- 3営業日続落、1,800ポイントから距離: VN-Indexは10月7日(0.32%安)・8日(0.82%安)に続き9日も下落し、3営業日続落となりました。終値1,735.09ポイントは、9月末終値(1,768.62ポイント)や心理的節目の1,800ポイントを依然として下回る水準です。
- 業種で明暗が分かれる: この日はFPTを中心としたIT・情報通信株と不動産・銀行株が指数を押し下げる一方、GAS・PLXなどの石油・ガス関連株や一部の航空株が逆行高となり、業種によって方向感が分かれる展開でした。
- 売り越しの「見かけ」と「実態」: HOSEの外国人売り越し額は約9,273十億ドンと大きく膨らみましたが、その大半はMCHの大口相対取引という特殊要因によるものでした。これを除いた通常売買では外国人がVHMやSHBなどを買い越しており、全体の金額だけでは需給の実態を捉えにくい一日でした。